あなたは、幼少期から今までずっと悩まされていたコンプレックスってありますか?
僕は幼少期から今まで、自分の容姿に関するたくさんのコンプレックスを抱えながら生きてきました。そのため、外見のせいでいじめに遭ったこともありました。
でも、韓国語を学ぶことが僕の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
これまで何度も学習の挫折を経験しましたが 新しい学習方法を試してみることで、たった半年で推しの言葉を理解し たくさんの韓国人の友達と交流できるようになることができました。
今回は『韓国語で人生は変えられる』というテーマで僕の過去に焦点を当ててお話します。
コンプレックスからの外面の変化
「おい、ブス」 高校時代の周りからの呼び名です。
僕のコンプレックスは見た目でした。 特に目に悩み、眼瞼下垂という整形を2回しています。 高校卒業してから、18歳と20歳の時に。小さくて細い目が本当に嫌でした。
「笑うと目がなくなるよね」という小学生の頃の友達からの一言がコンプレックスの始まりです。 中学生に入ると、それが真剣な悩みになりました。
物心がつき、鏡を見るたびに 「なんでこんなに僕の目ってちっちゃいの」ってすごく気にするようになったんです。みんなのように大きくなりたい。普通でいいから。
最初に目の脂肪を落とすマッサージをやってみたものの、効果はイマイチ。 次にアイプチという方法に出会いました。抵抗感もありましたが、目を大きくしたいという願いから試しました。中1の時からでした。
最初は100均でセロハンテープを三日月型に切って二重にしてみると成功。セロハンテープは今考えたらすごく恐ろしいです。 次第に市販のアイプチや絆創膏など、さまざまな方法で二重を毎日作っていきました。
中学2年生になると、人生に転機となる出来事が訪れました。 友達と遊んでいる時に教えてもらったKPOP「SHINee / ShareTheWorld」という曲に感銘を受けました。その迫力ある歌声と何とも言えない今までで聞いたことのないリズム感に衝撃を受け、これが僕が韓国にハマるきっかけになりました。 その後、BIGBANGやSuperJuniorなど、色んなKPOPの歌に夢中になりました。
やっぱり1番好きになったポイントが顔でした。 なぜ一重のままでもこんなに綺麗なのか、かっこいいのか。
その時に初めて、一重っていうコンプレックスから解放されました。 「一重でも大丈夫なんだ」という自信が芽生え、もっと自分を磨く意欲を持つようになったんです。中学2年生の頃が、僕が韓国を好きになる始まりでした。
でも、その後には僕の人生には辛いことが待ち受けていました。 高校2年生になると、顔が原因でいじめられました。これが暗黒時代の始まり。 僕は1番嫌いな期間が高校時代です。絶対戻りたくない時期です。
クラスメイトたちからは「ブス」と言われ続け、学校での居場所がないような感じがしました。 自分の名前で呼ばれることはなく「ブス」。 何事もないように学校では笑って誤魔化すけれど、家に帰りお風呂に入って鏡を見ると涙が溢れちゃうんですよね。涙があふれ、鏡を殴りたくなるほど悲しい時もありました。本当に悔しい。
こんな思いをしなければいけない理由はなんで。 神様はなぜこんな顔を僕に与えたのか。
人から見られたくなく、常に下を向いて歩きました。 アイプチが取れたらどうしよう、その不安のせいで、友達と集中して話もできないんです。 学園祭などのイベントは、人とは関わらないように休むことばかり考えていました。 顔を見られたくないから。人の目が本当に怖かった。いつも気にしてました。
僕のお母さんは高校生になっても毎日欠かさずお弁当を作ってくれました。 ランチの時、お母さんが作ってくれるお弁当を見るのが耐えきれず、すぐにトイレに駆け込みトイレで一人で泣いているときもありました。
きっと息子が楽しく過ごしていることを想像して作ってくれたのに、 実際は一人で寂しく過ごす現状に自分って情けないと何度も思いました。
現実が辛い。自分が情けない。でも、同時に変わりたいと何度も思い、原動力にもなりました。
自分を変えてみせるという強い意志が湧きました。徐々に整形をする意志に変わっていきました。
大学に進学すると、バイトで稼いだお金で整形手術を受けました。 親には言わずに韓国での整形手術。無事に成功し、外面は変えられました。自然と上を向いていけるように変わりました。
韓国語からの内面の変化
それから韓国語を習得した経験についてお話します。(詳しい学習法は別記事でお話します)
僕は大学1年生から2年生の間に、実は10回も韓国に行っています。 韓国人の友達を作るためのアプリHelloTalkを通じて知り合い、韓国には既に現地の友達がいました。整形をした後は、友達を作ることが楽しくなったんです。
道ですれ違う人に声をかけたり、友達から新しい友達を紹介してもらったり、大学内でも韓国語を聞いたらすぐに声をかけたりしながら、新しい友達を作るチャンスを広げました。
ただ、後から気づいたことがあります。それは整形では外面だけの変化でしかなかったことです。内面までは変わらなかった。でも韓国語がきっかけでもっと話してみたい!と思えるようになり外国人と出会うことの面白さ、外国語を話すことの楽しさがわかりました。
韓国語を勉強していくうちに人と関わる楽しさを知り、自分は話すことが好きなんだと気付けました。こんな暗い自分に色々な友達ができました。やっと見つけた自分の居場所が韓国でした。
韓国で整形手術を受けることで自信を持ち、韓国語という新しい言語が僕の人生にどれだけの輝きをもたらしてくれたかを実感しました。人は変わることができるのです。
韓国という国が僕に証明してくれました。そのため、韓国語を教える活動や日韓交流会などのイベントを開催しています。
韓国語はあなたもできる。韓国語で人生は変えられる。 韓国語をきっかけに、新しい自分に気づき、新たな人生をスタートさせてください。
というわけで、今回は以上です。 読んでいただきまして、ありがとうございます☺️